汚部屋テレビで時々特集が組まれたり、そこからの脱出記録のブログが話題を呼んだりする「汚部屋」。

足の踏み場のないほど散らかりきった部屋は、とても人間が暮らしている部屋とは思えません。
「これほど部屋を散らかすなんて、きっと特別な人なんだ」と思っている方も多いことでしょう。
しかし、誰もが汚部屋の住人になってしまう可能性があるんです。

まずは、汚部屋になりやすくなるきっかけをまとめました。

1. 仕事が忙しい

終電間際まで仕事をし、家であわただしく食事と睡眠をとりまた出勤。
こんな生活がしばらく続けば、掃除やごみ出しをする暇もありません。
また、忙しい人の食事はコンビニ頼りになることが多く、お弁当の空容器やペットボトルなどのごみが増えます。
忙しさにかまけていると、いつの間にか部屋はそれらで埋め尽くされて気が付いた時には汚部屋に、なんてことになるのです。

2. 自分や家族の体調の変化

自分や家族が体調を崩すと生活は一変します。今まで簡単にできたことが出来なくなり、疲労ばかりがたまっていきます。
特に一家の主婦が家事が出来なくなってしまうと、家は一気に汚れますよ。
また、残された家族に家事をする習慣がないとごみの分別の仕方すらわからず、家の中にゴミがたまり汚部屋になっていきます。

3. 老い・ショックなことがあった

老いとともに人は色々なことが億劫になっていきます。
また、ゴミの分別も最近では細かくなり、「分別が覚えられない、ゴミ捨てが面倒」と思う人も少なくありません。
それでも頑張って身の回りをきれいに整頓していた年配の方がある日突然糸が切れたようにすべてのことを投げ出してしまう、ということも珍しくないのです。
これを「セルフネグレクト」といい、今大きな問題になりつつあります。
発見されるのはゴミが家からあふれ出し、近隣の住人に迷惑をかけ始めてからが多く、それが問題の解決を難しくしているのです。
また、年配者でなくても「親しい人の死」などでセルフネグレクトに陥ってしまう人もいます。

いかがでしたでしょうか。どれも「絶対に自分には起こりえない」と断言することはできないでしょう。
では、仕事がとても忙しかったり、いつもの家事をこなすことが大変になってしまったらどうしたらよいのでしょうか。

1. ごみだけは捨てる

特に弁当の空容器・ペットボトルなどの食べ物系のごみは放っておくとゴキブリがわいたり、カビが生えて健康に支障がでたりします。
面倒ですが食べたり飲んだりした後はざっと洗ってビニル袋に入れ、すぐに捨てられるようにしておきましょう。
ごみの日はカレンダーに大きく赤丸を付けるか、携帯のメモ機能に入れておき絶対に忘れないようにします。
また、いつでもごみを捨てられるマンションに転居するか、スーパーのペットボトル・プラ容器回収ボックスなどを利用すれば、ごみの日を気にすることもありません。

2. 家事の代行サービスを頼む

ゴミが床を覆い尽くすほど溜まれば、床板や壁が急速にいたんできます。
そのまま放置すればリフォームするために大きな出費が必要になりますし、賃貸物件ならば退去を迫られます。
汚い部屋に他人を入れたくない気持ちは良く分りますが、手遅れになる前に家事代行サービスを頼みましょう。
最近では「汚い部屋」を片付ける専門の業者もいます。
早く頼めば頼むほど、時間もお金もかからずに済みますよ。

3. 家の中まで入って様子を見る

これは自分の親や兄弟が汚部屋の住人にならないための対策です。
電話などで様子をうかがっていてもわからないことが多いので、できれば年に一度くらいは家の中まで入って様子を見てください。
自分では手におえない、と思ったら福祉機関に相談しましょう。
病気のために片付けが出来なくなっている場合もあるので、往診してくれる医師や片付け業者を紹介してくれる場合もあります。

いかがでしたでしょうか。いざという時はすべてを自分で抱え込まないことが大切なんですね。

もし、この記事を気に入ってくださったらシェアしてもらえると嬉しいです。